東京スカイツリーを撮る

 

東京スカイツリーと桜

どもども、ちょっと間が空いてしまいましたが何とか更新にこぎつけました。

今回の一連の写真は4月16日に撮影した写真なんですが、スカイツリーの周りにはどうも遅咲きの種類の桜が植えてあったようでちょうど満開でした。

ならば狙いたい桜とスカイツリーの写真。

だもんで今回はほとんどスカイツリーと桜を絡めた写真になります。

季節外れも甚だしいですねw

東京スカイツリーと桜

自分はちょいちょいスカイツリーの写真は撮りに行っていて、現像した分だけでも結構な枚数あるんですが、今回のスカイツリーさんいつもより天頂部分の光が強い印象(実際に過去写真と見比べたら露骨に強かった)。

写真的なことを言うとこれちょっと難しくなる要因で、スカイツリーで調光を持ってくると桜がだいぶ暗くなっちゃうんですよね。

特に自分はスポットの調光で設定していることが多いんで、なかなか光の調整が難しかったりします。

そしてこの日の一番の敵は風が強いということでした。

いくらOM-1が手振れに強いといっても被写体ブレはどうにもならないのは当たり前の話。

被写体ブレをなくすにはどうすればいいかといえばシャッタースピードを上げるしかない訳で。

東京スカイツリーと桜

シャッタースピードを上げる方法は大まかに3つ方法がるんですが。
一つは単純に明るいレンズを使うこと。
幸いOLYMPUS/OMDSにはf1.2やf1.8のレンズがだいぶ充実してきているので選択肢の幅が結構広めです。
またサードパーティー製ではありますが、フォクトレンダーのf0.95やf0.8なんていうお化けレンズもあるのでそちらを試すのもありな感じ。

2つ目は明るい場所で調光する。
これも発想的には単純で暗いところで調光すれば当然シャッタースピードが遅くなる。
なら明るい場所で調光すればいいという考え。
ただこれは結果として調光したポイント以外が暗くなりやすいので、明暗さのあるシーンだと厳しいのが現実です。

そして3つ目が今回取った方法でISO値を上げる。
いわゆる高感度撮影というやつですね。そして一番使いたくない方法でもあります。
ご存じの方も多いかと思いますが、マイクロフォーサーズは正直高感度耐性が弱いです。
OMD-E-M1からMKⅡ、そして現在のOM-1と使ってきていますが、RAW現像時に見るにノイズの量はやっぱり多いです。
ただ、OM-1はノイズの処理がかなり良くなってきていて野鳥撮影時なんかは6800ぐらいまでなら普通に使っています。
静物画でも3200ぐらいなら結構抑えられてきているんじゃないでしょうか。 

東京スカイツリーと桜

なもんで、今回はISO3200+調光の合わせ技で被写体ブレを抑えようと撮ってみました。
が、想像以上に風が強かったw
自分、前にもどこかで書いた気がしますが、現地で撮った写真の確認ほとんどしないんですよね。
大体最初の調整に何枚か確認したら、後はほぼほぼ確認せず。
大体おんなじ構図で選択用に2~3枚撮影するんで、そこから選べばいいやというスタイルです。
結果細かく見ると被写体ブレが厳しいというね…。

東京スカイツリー

なんか上の写真、天頂部の光が強すぎて円盤型の宇宙船っぽいなーと思いながら撮りました。
思わず頭に浮かんだのはスピルバーグ監督の『未知との遭遇』のあのメロディ。

東京スカイツリー

解像感だけを求めてISO200、f4の1.3秒を手持ちで。
これだけパキパキに写って1.3秒の手持ちはまさにOM-1の真骨頂という感じですねw
やっぱり散歩なのであまり手荷物を増やしたくない自分としては、三脚を持ち歩かなくて済むというのはほんとありがたいことです。
しかもこれ浮き橋の上から撮ってるんで微妙に揺れてたんですよねw

最後の一枚はスカイツリーの明かりが強かったので玉ボケ写真を狙ってみようと撮った写真。
桜と東京スカイツリー

今回使っていたレンズが12‐100㎜f4 IS PROということもあってそこまで大きなボケは得られないんですが、個人的にはスカイツリーの輪郭がいい塩梅で残ってくれているので、これはこれでありな感じです。
もともとマイクロフォーサーズはセンサーサイズの影響で被写界深度が深めなんですが、その分ボケをコントロールしやすいという利点もあるので、オオボケ狙いでなければ扱いやすかったりするんですよね。
人物撮影だと被写体を浮かせたい場合には背景を完全に溶かしたいシーンというのも出てくるんですが、自分みたいに人物をあまり撮らずに風景メインの場合はこれ以上ボケてなんだかわからなくなるよりはちょうどいいかと。
絞ればその分シャッタースピードも下がりますしねw

今回で亀戸~スカイツリーの散歩写真は終わりになります。
次回は内容を考えていませんが(←おい)たぶん雑談的な記事になるかと思います。

GWが終わって本業の方が忙しくなってしまったのでまた時間が少し開くかもですが、見に来ていただけると幸いです。


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