13秒が止まるカメラ

 現在TT4のメインカメラになっているOM-1。

3月18日の発売日に手元に届いたんですが、なかなか時間が取れず実際に使ってみたのは3月20日、それも深夜になってからでした。

細かい仕様やレビューなんかはYoutubeやプロの方などのブログなどで特集されていたりするので、自分は素人丸出しな手振れ補正の雑感を書いてみようかと。

大田区・多摩川スカイブリッジ

ずっと開通から行きたいと思っていた多摩川スカイブリッジ。今回OM-1の試し撮りにちょうどいいやと自転車で行きました。なぜか深夜に

到着したのは日にちが変わって0:30分ごろ。まずは軽く一枚と上の写真を撮影。

もともとOMDSの前身であるOLYMPUSのカメラは手振れ補正に定評があり、これまで使っていたOM-D E-M1mkⅡも5秒ぐらいなら三脚いらずなカメラでした。

個人差はありますが、自分はE-M1mkⅡ換算で2秒なら8割以上、5秒で5割ぐらい10秒以上だと2割以下(ただし換算24㎜前後の場合)というのが手振れ目安なので上の写真の1.6秒なんかはほぼ意識せず、まぁ止まって当然という印象。

大田区・多摩川スカイブリッジ

ただ上の写真、換算距離約100㎜8秒が手持ちで止まったのはさすが新型機だな~と感心しました。もっともこの時点で感覚がおかしいと他メーカーのユーザーには言われましたがw

単純な話焦点距離が延びればその分手振れが出やすくなるんですよね。普通なら秒にかかわらず夜景撮影で100㎜といえば三脚必須の撮影になると思います。

川崎市・大師橋

多摩川スカイブリッジから川崎側に出て帰り道の大師橋。手振れ必至の無理な体勢で撮ったらどうかな?と思い上半身を橋の欄干から乗り出す感じで一枚。

まぁ、換算24㎜6秒なんて100㎜8秒が止まるなら止まるかと簡単に考えてしまいましたが、よくよく考えてみたらやっぱり凄いですよね。

同条件でE-M1mkⅡで撮影すればさすがに手振れ必至な条件です。

そして驚いたのがこの一枚。

川崎市・大師橋から

換算36㎜手持ち13秒。E-M1mkⅡならほぼほぼ手振れという条件ですが止まりました。

この時時間は深夜1時。一人思わずはしゃいでしまいましたw時間が時間なんで歩行者がいませんでしたが、はたから見たらかなり怪しい人だったと思いますw

実はOM-1、手振れ補正が強力なのもそうなんですが、手振れ補正アシストという機能がありまして、これが視覚的に手振れ状態を認識できる優れもなんです。

正直被写体ブレするような条件じゃなければ三脚はほぼほぼ要らないんじゃないかと思いました。

もっとも、後日色々と写真を撮ってみたところ足場の安定しないところや20秒、30秒といったレベルの長時間露出だと結構手振れする(当たり前ですがw)ことが分かったので、三脚が全くいらないということはなさげです。

個人的な感覚だと5秒ぐらいなら8割以上、10秒でも5割以上7割以下ぐらい。30秒だと3割ぐらいかな?といった印象。噂だと星撮りが手持ちでできるらしいので一回は試したいところです。


まだ正直そんなに持ち出せてないので他の部分は追々見えてくると思うんですが、手振れ補正だけは確実に化け物レベルと実感。

仕事の関係でどうしても夜の散歩が多くなりがちなので、ここの大幅強化はかなり助かります。三脚って必要だと分かっていても持ち出すの億劫なんですよねw

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